計算内容により、下記のような既存スクリプトが用意されている。
これらのスクリプトをexlist.sh
中に記述して使用する。
既存のスクリプトの中に、行ないたい計算内容が含まれない場合は、
スクリプトを新たに作る必要がある。
ex_opte.sh
ex_opte_more1.sh
ex_opte.sh
に続けて、さらに電子系の収束を行い、
最後に原子に働く力と系の圧力を計算する。
ex_opte_more2.sh
ex_opte.sh
またはex_opte_more1.sh
に続けて、
さらに電子系の収束を行い、最後に原子に働く力と系の圧力を計算する。
ex_pf.sh
ex_opts.sh
ex_md.sh
ex_ecut.sh
ex_ecut.sh
ex_ksmp.sh
ex_sppt.sh
CPVO
を動作させて
JKSMP=3
用の入力ファイルを作成する。
(動作確認がされていないIBRAV
が多数存在するので注意が
必要である。)
ex_multi-a.sh
ex_bond.sh
dbond
の値を変化させながらいくつもの電子系の収束を行なう
ことができる。
デフォルトでは、電子系の収束には、ex_opte.sh
を用いており、
exportした変数dbond
が何処にも指定されていない。
sample.dat.sh
の座標の指定に変数dbond
を使うことにより、
クラスターの原子間距離などを変化させながらいくつもの電子系の収束を
行なうことができる。
ex_optl.sh
exlist.sh
にあるように、celldm0
のコピーと
ex_opte.sh
の計算を行なった後に、このスクリプトを動かすように
する。
ex_pres.sh
ex_optl.sh
を動かした後に、このスクリプトを使うようにする。
ex_optls.sh
exlist.sh
にあるように、celldm0
のコピーと
ex_opte.sh
の計算を行なった後に、このスクリプトを動かすように
する。
ex_press.sh
ex_optls.sh
を動かした後に、このスクリプトを使うようにする。
ex_ek.sh
iupsta
などで指定する。)
ex_fs.sh
ex_lmc.sh
ex_eig.sh
ex_dos.sh
ex_dos1.sh
ex_dos.sh
の途中から部分状態密度(四面体法)を計算する。
(項目1.3.9参照)
ex_lmc.sh
ex_bchg.sh
ex_spr.sh
NSPIN=4
)に、系全体の量子化軸の方向
を回転させて変更する。(変更の仕方は、スクリプトsample.dat.sh
内
のspnrot.dat
で指定する。)
ex_omega.sh
IBRAV=4,5
のブラベー格子型のみ使用可能)
ex_lc-bm.sh
IBRAV=1,2,3,4,5,6,7
のブラベー格子型
のみ使用可能)
ex_dval.sh
ex_optechk.sh
ex_opte.sh
の始まりの部分だけ(PPの読み込みまで)を実行する。
大きな計算やジョブ待ちの長いシステムなどで用いる。
atpdesign.sh
sample.dat.sh
内の原子配置データをあらかじめ計算
するものである。
これらの各スクリプト中で、
edit
と書かれた行の前後に編集すべき変数がある。
自動化できない部分や計算対象に大きく依存する変数は、その都度設定し直す
必要がある。詳細は、節1.3を参照。