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 ■先生を知る(金沢大学学生新聞より)


 私は高校まで、兵庫県尼崎市の自宅で生活していました。母親の監視付で(笑)。それが、大学生になってからは下宿生活で、二十四時間一人ですから、自由奔放でね。何をするわけでもないのだけれど、楽しくて楽しくて仕方がなかったですよ。

 周りは、育ち、考え方、生活習慣もそれぞれ違う人たちばかり。そういった人たちとの人間関係の中で、多くを学びました。とにかく毎日が新鮮で、入って一、二年はあっという間に過ぎてしまいました。

 大学院修了後、すぐに助手になりましたが、その頃は、大学教授になろうとも、なりたいとも思っていませんでした。助手にとってくれた教授には申し訳ないけれど、「行くところがなかったから」というのが正直なところですね(笑)。それが、人生とは不思議なもので…。「他に何かいいことがあるのではないか?」と悶々としていたのだけれど、だんだんと競争心が湧いてくるんですね。「あの人には負けたくない…」とね。この競争心というものが、すごく大切なことで、人間は競争心があってこそ、がんばれるのではないかと思います。自分の持っているエネルギーを百二十パーセント出そうと思ったら競争心ですね。これは多分DNAに埋め込まれていると思うんですよ。

 大学教授という職業は気に入っています。もし、もう一度人生をやり直すとしても、大学教授がいいですね。もしくは芸術家かな。ただ、大学教授は教育者ではないと思うんです。子供は、父親から何を学ぶでもないけれど、「子は父の背中を見て育つ」と言うように、その影響はとても大きいですね。大学教授も、そういう存在ではないかと考えています。

 金沢大学は、入学して以来、約四十年間、ずっとお世話になっているところですから、とても愛着があります。それにおいては、人後に落ちないと思っています。金大の学生諸君には「もっと自信を持ちましょう!」と言いたいですね。いいところにいるんですよ。十分、上にも上がれる位置にいる。そのためにはやはり努力が必要です。努力はしたらしただけ、大きな成果があると思います。その努力をどのようにしたらいいのかが難しいのだけれど、一番簡単なのは、先ほど言った競争心ですね。そして、努力をしたら、運が、チャンスが巡ってくる。運は、黙っていて転がり込んでくるものではない。努力をして、運を引き寄せられる人になってほしいと思います。



   (金沢学生新聞 第187号 2000年5月20日より)

       理学部計算科学科  樋渡 保秋

頑張っています









とある国際会議講演にて