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 ■金沢大学学術の森


科学者は人間性磨け

 藩政期から学問を重んじてきた石川、富山には、全国有数の密度で大学が集積してきた。この地に根を下ろす大学は、これから、県民と共にどう歩み、どう発展していくのか。今に息づく「知の伝統」を探り、大学改革を担う教授たちの素顔を追いたい。

 女子中学生に理科嫌いが多い原因を「いくら科学が得意でも親が感心しないから」と分析する。昨年、小学校でプラネタリウム作りを指導し、楽しそうな子供たちの笑顔に触れた。大学の先生がもっと小中学校で科学の面白さを伝えなければならないと自覚した。「科学者は尊敬されているのか」と疑問に感じたのも、子供たちの理科離れを憂えてのことだ。だが、科学者のイメージは「冷たい、暗い」。「科学者も人間性を磨かないといけない」と語る。趣味は旅行。「人間が成長するのに必要だ」と話す。旅先では絵を描き、今度は40年前に初めて手に取ったギターを本格的に習い始めた。兵庫県出身、金大卒、64歳。

                   (北國新聞 2005年(平成17年)1月21日より)