格子定数を変化させながら電子状態を計算し、全エネルギーや圧力値から
平衡格子定数と体積弾性率を計算する。
(IBRAV=1,2,3,4,5,6,7
のブラベー格子型のみ使用可能)
電子系の収束には、ex_opte.sh
が使われている。
スクリプトの
ifonlyfit
ibrav
IBRAV=1,2,3,4
の
ブラベー格子型のみ使用可能、、IBRAV=4,6,7
については
現在テスト中)
nlcmesh
cdmx(x=1-6)
d1step, d2step
d1step
には
体積の刻幅を割合で指定し、
d2step
には、c/a
(IBRAV=4,6,7
)を
変化させるためにa
を変化させる刻幅を割合で指定する。
d1step=0.005, d2step=0.015
は、体積を0.5%刻で計算し、
体積一定のもとで格子定数a
を1.5%刻で計算する。
npoly
ifonlyfit=1
に変更して
次数npoly
を下げるようにする。
lcbmoption
IBRAV=4
(単純六方格子)および
IBRAV=5
(単純三方格子)のときに、
c/a
または1
を指定する。
lc-bm
に出力される。
このスクリプトで有益な結果を得るには、あらかじめ平衡格子定数を5%以下の精度で
見積もっておくことが必要である。