X線回折実験にて用いられる反射面の間隔値を計算するスクリプトである。
この計算は、電子系の収束計算とは関係なく、計算できるものである。
原子位置にガウス型の原子形状因子を仮定して、構造因子
を計算する
とともに
値を算出し、ファイル
sqf
に値と
を
出力する。
逆格子ベクトル
の大きさの順に並べられている。逆格子ベクトルの詳細は、
ファイル
g-list
に出力されている。
原子構造の最適化を行なう前に、構造因子の消滅則などを得るために使用する
とよい。 X線回折実験のデータが存在する場合に便利である。(通常の計算では、
繰り返し計算の最後の回に電子密度を用いてがfort.42に出力されている。)