next up previous contents index
Next: 1.3.31 ex_optechk.sh Up: 1.3 デフォルトスクリプトの概要と使用法 Previous: 1.3.29 ex_lc-bm.sh


1.3.30 ex_dval.sh

X線回折実験にて用いられる反射面の間隔$d(hkl)$値を計算するスクリプトである。 この計算は、電子系の収束計算とは関係なく、計算できるものである。 原子位置にガウス型の原子形状因子を仮定して、構造因子$S(Q)$を計算する とともに$d(hkl)$値を算出し、ファイルsqf$d(hkl)$値と$S(Q)$を 出力する。 逆格子ベクトル$G$の大きさの順に並べられている。逆格子ベクトルの詳細は、 ファイルg-listに出力されている。 原子構造の最適化を行なう前に、構造因子の消滅則などを得るために使用する とよい。 X線回折実験のデータが存在する場合に便利である。(通常の計算では、 繰り返し計算の最後の回に電子密度を用いて$S(Q)$がfort.42に出力されている。)


next up previous contents index
Next: 1.3.31 ex_optechk.sh Up: 1.3 デフォルトスクリプトの概要と使用法 Previous: 1.3.29 ex_lc-bm.sh
Copyright (C), Tatsuki Oda (oda@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp, Kanazawa University)