prjao
またはprjao.ek
では、各状態の固有値および
その波動関数の各原子軌道への射影成分の大きさが出力される。
ファイルの2行目EIGENVALUES FOR EACH KS ORBITAL
の部分からは、
固有値がeV単位で出力されている。
それに続くORBITAL COMPONENTS FOR EACH KS ORBITAL
部分からは
各KS軌道毎に、各原子軌道への射影成分が出力されている。
各原子においては、軌道、
軌道、
軌道の順で出力されるが、
軌道の成分は、1行に1個のデータが書かれ、
軌道では
3個、
軌道では5個のデータが並ぶ。各
成分の並び順は、8.1の
ページを参考にしてほしい。
各軌道の出力が複数行出力されている場合は、スピン状態に関するものである。
NSPIN=2
のときは、各軌道で2行、NSPIN=4
のときは、各軌道で4行
の出力がある。
2行の場合は、上向きスピン状態と下向き状態がその順にそれぞれ各行に
出力されている。
4行の場合は、方向(上向き)スピン状態(
)、
方向(下向き)スピン状態(
)、
方向スピン状態(
)、
方向スピン状態(
)の順にそれぞれ各行に出力さ
れている。