計算データは、application/
ディレクトリ下の作業ディレクトリに
入っているが、これを別の計算環境や記憶媒体に移動するときには、
%> compress.sh
のように実行とすると決められた多数のファイルが、
その作業ディレクトリの名前を冠した
tarファイルにまとめられて生成される。ただし、既定の設定では
ユーザが独自に作成したファイルは、このtarファイルには入らない。
まとめられるファイルの詳細は、
compress-result.sh
,
compress-shset
に記述されているので、このリスト書き換えるとユーザ作成の
ファイルを便利に移動することができる。
移動した先で、tarファイルを展開すれば、データ解析の計算や
別の計算環境を用いた計算などに用いることができる。
tarファイルを展開すると元の作業ディレクトリ名でディレクトリが作成
されてそこにresult,shset
というディレクトリがあり、それらの
下に圧縮したファイルができている。これらのディレクトリが存在するディレクトリ
にdecompress.sh
というスクリプトファイルが
ありこれを用いると
圧縮ファイルの解凍が便利に実行することができる。また、圧縮された
ファイルから元の作業ディレクトリを再現するためには、
%> build.sh
のように実行すればよい。
cpvo.sh
中のディレクトリの指定を行えば、新しい
計算環境での作業ディレクトリとして利用することができる。