1 20.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 6.0 0 IBRAV,(CELLDM(I),I=1,6),RLATMX,JRLTSM
IBRAV
は、14種類のブラベ格子を指定する。
この計算コードでは、各格子の基本並進ベクトルを
直交基底ベクトル
IBRAV
の値の下2桁がブラベ格子の番号を表し、
3桁以上は、表現ベクトルの区別に使用している。
一般的に単位胞の基本並進ベクトルを
とすると、逆格子空間の基本並進ベクトルは、
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基本的には、CELLDM(I)(I=1-6)から6個の格子定数(長さは、a.u.単位)を定めている。 CELLDM(I)の指定の仕方は、IBRAVの値によって必要最小限の決まった量を 指定するようになっている。上記の例では、IBRAV=1で立方体のセル の指定となっている。このときは、セルの1辺の長さをCELLDM(1)に指定して、 それ以外のCELLDM(I)は、ゼロとしておく。(ソースコードのlatgen.fを参照。)