next up previous contents index
Next: 1.3.24 ex_md.sh Up: 1.3 デフォルトスクリプトの概要と使用法 Previous: 1.3.22 ex_press.sh


1.3.23 ex_opts.sh

収束した電子系からカー$\cdot$パリネロ法の分子動力学を用いて、原子構造の 最適化を行なう。実質的な実行は、opts.shが行なっている。 ex_opte.shを正常に終了した後に、このスクリプトを計算するように すると詳細な初期設定の知識がなくともこのスクリプトを起動することが できる。 このスクリプトは、初回の起動と2回目の起動の動作が異なっている。初回は、 cpvos.xまたはcpvop.xの計算コードに対して、 NBEG=-1で計算を開始し、2回目からは、NBEG=1で開始する。

jnumstart, jnumend
jnumstartには、3桁の自然数を指定する。 jnumendには、jnumstartよりも大きい3桁の自然数を 指定する。初回のジョブ番号にjnumstartが割り付けられ、 このスクリプトを計算する毎にジョブ番号が大きくなってゆく。 割り付けられるジョブ番号がjnumendになると、計算を 行なわずに、終了する。さらに計算を進めるときは、jnumendに さらに大きな自然数を指定して、スクリプトを計算すればよい。
nomore0
その回に計算するカー$\cdot$パリネロ法の分子動力学ステップの回数を 指定する。回数毎にステップ数が異なっていても問題なく動作する。

初回から計算をやり直すまたは新しい計算を行なう場合は、ディレクトリー ${rundir}に存在するファイルjobsを消去すれば、初回の計算とみなさ れる。


next up previous contents index
Next: 1.3.24 ex_md.sh Up: 1.3 デフォルトスクリプトの概要と使用法 Previous: 1.3.22 ex_press.sh
Copyright (C), Tatsuki Oda (oda@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp, Kanazawa University)