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1.3.21 ex_optls.sh

一つの圧力(外圧)値を指定して、格子定数と原子位置の最適化を行なう。 デフォルトのスクリプトファイルexlist.shにあるように、 celldm0のコピーとex_opte.shの計算を行なった後に、 このスクリプトを動かすようにすると便利である。 目的の圧力値に近い値を再現する格子定数から出発するようにする。 ex_optls.shは、ex_opte.shと 同様に、elemetal.shまたはelesimple.shを使用して電子系の収束 を行なっている。

sskip
0または1を指定する。1の場合は、単位胞内の自由度が無い場合に、 単位胞内の最適化部分の計算を省くために指定をする。
press
圧力値をGPa単位で指定する。
hstep
格子定数を更新するときの歩幅を指定する。目的の圧力テンソルと現在の 圧力テンソルの差にこの歩幅を掛けた分だけ、格子定数を変化させる。 なるべく目的の圧力に近い格子定数から出発して、歩幅を大きくとるように すると目的の圧力テンソルまでの繰り返し回数が少なくて済む。
epspre
圧力テンソル成分の収束精度をGPa単位で指定する。
foreps
原子に働く力の収束精度をa.u.単位で指定する。
atpstep
原子位置を更新するときの歩幅を指定する。原子に働く力にかける定数に 相当する。


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Copyright (C), Tatsuki Oda (oda@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp, Kanazawa University)