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1.3.19 ex_optl.sh

一つの圧力(外圧)値を指定して、格子定数の最適化を行なう。 デフォルトのスクリプトファイルexlist.shにあるように、 celldm0のコピーとex_opte.shの計算を行なった後に、 このスクリプトを動かすようにすると便利である。 目的の圧力値に近い値を再現する格子定数から出発するようにする。

press
圧力値をGPa単位で指定する。
hstep
格子定数を更新するときの歩幅を指定する。目的の圧力テンソルと現在の 圧力テンソルの差にこの歩幅を掛けた分だけ、格子定数を変化させる。 なるべく目的の圧力に近い格子定数から出発して、歩幅を大きくとるように すると目的の圧力テンソルまでの繰り返し回数が少なくて済む。
epspre
圧力テンソル成分の収束精度をGPa単位で指定する。
ex_optl.shは、ex_opte.shと 同様に、elemetal.shまたはelesimple.shを使用して電子系の収束 を行なっている。 圧力テンソルが収束するまで、ex_optl.shは、再帰的に呼び出される。


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Copyright (C), Tatsuki Oda (oda@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp, Kanazawa University)