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7.7 mic3(金沢大学、R-Cluster)

(a)
このマシンのノード間通信には、ミリネットが採用されている。 SCoreシステム環境を用いて、このミリネットを用いた高速な通信が 使用できるようになっている。

(b)
このマシンは、各ノードは、ホームディレクトリが存在するディスクが マウントされており、各ノードから同一のディスクにアクセスするよう になっている。ただし、/tmp.space/がマウントされていないので ホームディレクトリ以下に計算コードの全てをおいて計算する必要がある。 (tmpsysもホームディレクトリ以下にすること。)

(c)
cpvo.shで、exstyle=pを設定する。numcpuは、 並列度数を指定する。最大8までである。 drvnameには、scrunを指定する。 frtにはfortを指定する。

(d)
計算は、次のように行う。まず、
%> scout -g pcc (return)
のように、SCore環境に入る(SCoreの起動)。このSCore環境下で、 使用可能なノードを表示するには、
%> scout (return)
とする。 この環境下でも、通常のUNIXのコマンドが使用できる。 CPVOの実行は、
%> ./cpvo.sh  (return)
とする。不便であるが、バックグラウンドジョブで、計算を実行すること はできない。 SCore環境から抜けるには、
%> exit
とする。 この環境を使いやすくするには、SCore環境のターミナル以外に もう一つのターミナルで、出力ファイルを閲覧し、計算の進み具合を 確認するとよいだろう。


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Copyright (C), Tatsuki Oda (oda@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp, Kanazawa University)