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3.9.10 スピン拘束の指定JCNST

ここまでが、通常(JCNST=0の場合)、計算コードがデータを 読むようになっている。 JCNST=1が指定された場合は、固定する原子の磁気モーメントの方向 とそのときの固定のための定数をこの順番($\theta$,$\phi$,$\alpha$)で指定する (文献[46]を参照)。 上記の例では、(d=2.36 au)は覚えのために原子間距離が書いてあるが、 JCNST=0の入力には支障はない。 JCNST=3が指定された場合は、人工的な磁場が印加するように なっており、$\theta$,$\phi$,$\alpha$を指定しなければならない。このとき $\alpha$は、印加する磁場の大きさ(原子単位系)である。


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Copyright (C), Tatsuki Oda (oda@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp, Kanazawa University)