JESM
にゼロでない値を指定すると
ファイルesm.dat
を読みにゆく。
QBAC=0.0
)に保たなければならない。
VESMP, VESMM
にそれぞれ指定する。電子数を中性(QBAC=0.0
)から
ずらすことが可能であり、帯電した系を計算することができる。
帯電した電荷を補償する電荷が完全導体の表面に現れる。
Z1ESM, Z2ESM
で指定した値が使われる。
ポテンシャルの原点は、境界QBAC=0.0
)からずらすことが可能であり、
帯電した系を計算することができる。
帯電した電荷を補償する電荷がJESM=3
と
逆の配置)で仮想境界Z1ESM, Z2ESM
で指定した値が使われる。
ポテンシャルの原点は、境界QBAC=0.0
)からずらすことが可能であり、
帯電した系を計算することができる。
帯電した電荷を補償する電荷がZ1ESM
)と-Z1ESM
)
での電場EESMP, EESMM
を与える。
電子数を中性(QBAC=0.0
)に保たなければならない。
Z1ESM
)でのポテンシャル値を
VESMP
で与え、-Z1ESM
)での
電場をEESMM
で与える。
電子数を中性(QBAC=0.0
)からずらすことが可能であり、
帯電した系を計算することができる。
Z1ESM
)での電場を
EESMP
で与え、-Z1ESM
)での
ポテンシャル値をVESMM
で与える。
電子数を中性(QBAC=0.0
)からずらすことが可能であり、
帯電した系を計算することができる。
JESM=0
と同じ結果を与える計算をESM法を用いて
計算する。したがって、
電子数を中性(QBAC=0.0
)に保たなければならない。
ファイルesm.dat
の入力形式 (白金(111)面の3原子層の例)
原子がz
座標の負の領域に置かれているので、tresm
の指定値が
負になっている。
cat > ${tmpdir}/esm.dat << end 0 -5.42169 jtresm tresm 15.0 -15.0 z1esm z2esm 0.000 0.000 vesmp vesmm 0.000 0.000 eesmp eesmm end
sample.dat.sh
に入力する原子座標で、電極表面
の中心位置をどこに置くかを指定する。系の中心付近を
指定すればよい。必ず指定しなければならない。
jtesm=0
のときは、a.u.でz
座標を指定し、
jtesm=1
のときは、z
方向のフーリエメッシュ
の個数を実数で指定する。
z
座標を
指定する。 z1esm
とz2esm
は、
z
座標の+
側の電極の座標、
-
側の電極の座標である。
通常、z
方向単位胞の半分程度とすれば
よい。
vesmp
とvesmm
は、
z
座標の+
側の電極電位
と-
側の電極電位を示している。
eesmp
とeesmm
は、
z
座標の+
側の電極電場
と-
側の電極電場を示している。
電場は、z
方向の微分で与えられる符号を
持つように指定する。