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3.4.3 JION

イオン化計算を指定するときに1または-1とする。それ以外は、ゼロを指 定する。ゼロ以外が指定されると電子数XNELと占有数F(I)から 決まる電子数の差がイオン価数となる。JION=1のときは、実セルとイメージ セルとの$\ell=0$に対応する多重極子のクーロンポテンシャル(つまり各セルの重心 電荷間のクーロンポテンシャル)を計算しないモデルを仮定する。大きなセルに 入れた小さなクラスターを計算する場合に用いる。 JION=-1のときは、帯電した電荷を中性化する一様電荷を仮定したモデルを 計算する。無限系に周期境界条件を課したときに使用する。ただし、このオプション を使用する場合は、両方法とも、計算結果の吟味が不可欠である。)


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Copyright (C), Tatsuki Oda (oda@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp, Kanazawa University)