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プログラムの実行方法は、すでに節(2.3.2)で述べた。ここでは
どのようにシミュレーションを進めて行くか述べる。
初期条件、計算条件等をいろいろ変更して行った計算結果について考察する。
計算実験について、興味をもつ事項を中心に計算実験を繰り返し、その結果を
レポートにまとめよ。下記の事項も参考にして、
計算条件を変えてシミュレーションしてみよう。
- (I)
- 君の仮想バンジージャンプは成功しているか。
- (II)
- バンジージャンプするとどのぐらいのスピードを体感できる
であろうか。
- (III)
- バンジージャンプする人の体重が重くなるとどうなるか。体重制限が
必要であるか。
- (IV)
- 気温が変化するとゴムロープが伸びやすくなるであろう。伸びやすさ
はどこまで変化できるであろうか。
- (V)
- ジャンパーがダボダボの服を着ていたら空気抵抗を受けやすいであろう。
この抵抗により運動はどのように変化するであろうか。
- (VI)
- 現実のバンジージャンプに比較して問題点はないか、考えよ。
問題点を解決するためにはどのような改良をほどこせばよいか。
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Copyright (C), Tatsuki Oda (oda@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp, Kanazawa University)