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小田研究室

研究分野

 小田研究室では,物性理論および計算物性物理学分野の研究を行っている.研究対象はさまざまであるが, 近年では,ナノ科学(対象スケール),磁性(基礎理論),第一原理分子動力学(研究手法)の3つのキーワードに重複する課題を中心に研究を推進している. もちろん研究手法の開発の一環として,研究上必要な計算コード開発(プログラミング)も並行して推進しているし,計算結果の可視化にも力を入れている. 計算ナノ科学の研究室においては,計算機が発達したおかげで,基礎的なことにおいても一見古い事柄においても,非常に興味深い物理現象や計算科学に出会うことができる. 科学の「温故知新」というべきものであろうか. 具体的研究内容については研究内容のページを参照してほしい.

ニュース/更新情報

2015年3月22日
北川直裕君(博士前期課程2年)が学長賞および自然科学研究科長賞を受賞しました.

2015年11月17日
北川直裕君(博士前期課程2年)の研究成果がエルゼビアが刊行する学術論文レター誌Chemical Physics Lettersに掲載受理されました.

2015年4月1日
小幡正雄君が日本学術振興会特別研究員(DC2)に採用されました(内定2015年1月).

2015年2月26日
小幡正雄君(博士後期課程1年),吉川大輝君(博士前期課程2年)の研究成果がProceedings of Computational Science Workshop 2014 (CSW2014)に出版されました.

2014年11月14日
小幡正雄君(博士後期課程1年)の研究成果が,日本物理学会が刊行する欧文学術論文誌ジャーナル オブ ザ フィジカル ソサイアティー オブ ジャパンに掲載受理されました.

2014年10月29日
吉川大輝君(博士前期課程2年)の研究成果が,日本の応用物理学が刊行する学術論文レター誌アプライド フィジクス エクスプレスに掲載されました.

2014年9月5日
遺伝的アルゴリズムを利用して研究室で作成した計算コードを用いた固体水素シミュレーションの研究成果が,アメリカ物理学会が刊行する学術論文誌フィジカル レヴュー ビーに掲載されました.

2014年5月12日
中村慎君(博士前期課程2年)の研究成果が,米国物理学協会が刊行する学術論文誌ザ ジャーナル オブ ケミカル フィジックスに掲載されました.

2013年11月20日
中村慎君(博士前期課程2年)の研究発表が、3rd International Conference on Molecular Simulation(ICMS2013)(November, 2013, Kobe) において学生優秀発表に選ばれました.
発表題目は、Development of Ab-initio Mean-force Dynamics Using a Logarithmic Energy Landscape for Constructing Free-Energy Profilesです.

2013年7月30日
小幡正雄君(博士前期課程1年)の研究成果が,日本物理学会が刊行する欧文学術論文誌ジャーナル オブ ザ フィジカル ソサイアティー オブ ジャパンに掲載されました.

過去のニュース/更新情報一覧

配属を希望する学生へ

 本研究室では,学生にできるだけ世界最先端の研究手法や研究課題に挑戦してもらっている.もちろん教科書に書かれている基礎事項は,よく勉強してもらうことになるし,計算機のことについても分かっていないよりは分かっている方がよい.学生には得意なことに磨きをかけて,先端的研究の一翼を担ってほしいものである.
 研究室で行う研究において,授業科目はどの科目も重要であるが,学部の専門科目では量子力学古典力学(できれば解析力学も),熱統計力学が普通に必要となろう.計算機シミュレーションにおいては,計算機上で模擬実験を行うことになるので,計算実験物理実験といった実験科目で実験的センスを磨いておいてほしいものである.小田研究室を希望する学生は,時間的余裕があればの話だが,固体物理学分野の書籍を読んでおくとよい.

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