波動関数の対称性についての情報を出力する。これが指定さいれると
TLAST
のときつまり繰り返し計算の最後のループで計算が行われる。
波動関数に点の対称操作を施したときの符号の変換を
求めている。したがって、
群の点群部分の対称操作以外の
情報も出力される。また、1次元表現の場合の指標を求めたことに相当する
計算が行われる。複数次元の場合は対称操作の表現行列の対角要素を求めてい
ることになる。2重群(スピン軌道相互作用)には対応していない。
収束した波動関数を対称操作で変換して求めているので、
電子系の収束を十分に行っておく必要がある。