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2.18 TWFSYMの機能

波動関数の対称性についての情報を出力する。これが指定さいれると TLASTのときつまり繰り返し計算の最後のループで計算が行われる。 波動関数に$\Gamma$点の対称操作を施したときの符号の変換を 求めている。したがって、${\bf k}$群の点群部分の対称操作以外の 情報も出力される。また、1次元表現の場合の指標を求めたことに相当する 計算が行われる。複数次元の場合は対称操作の表現行列の対角要素を求めてい ることになる。2重群(スピン軌道相互作用)には対応していない。 収束した波動関数を対称操作で変換して求めているので、 電子系の収束を十分に行っておく必要がある。


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Copyright (C), Tatsuki Oda (oda@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp, Kanazawa University)