体心立方格子(bcc) での磁性状態での計算チェックを行う。
性質 | |
crystal structure | body centered cubic lattic IBRAV=3 |
space group | No.229
![]() |
lattice constant | 5.23 a.u. |
xc potentail | CA-PZ(LSDA) |
energy cut-offs | 40 Ry, 250 Ry |
k point sampling | Monkhost & Pack
![]() NKPT=68 |
オプションとして、体積弾性率
の計算ができるように設定されている。
擬ポテンシャルファイルをfe_sr.app.fmt
から
uspp.Fe-ca-sp-oda-irel-2.fmt
へ変更して、圧力値とそこから
見積もられる平衡格子定数と体積弾性率が、エネルギーの変化から見積もられる
ものとほぼ一致することが確かめられた。
前者の擬ポテンシャルファイルは、クラスタ用として使用し、
後者は結晶用として使用するのがよいと思われる。両者は、
軌道成分の対数微分を決めるエネルギー値が異なって
おり、前者の場合はエネルギー幅が狭くなっており、
後者の場合はエネルギー幅が広くなっている。また、エネルギーから求める
体積弾性率の値を正確に求めるため、体積の変化分を少し小さくとっている。