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7.1 SR8000(東京大学物性研究所)

(a)
一般的な計算手順は、同研究所が作っている計算機のマニュアルを参考にする。 CPVOのプログラムは、通常のUNIXを用いたシステムで、フロントエンドプロセッサー 上(ログインした計算機)で計算する方法をこれまで念頭において説明を行ってきた。

(b)
多くの大型計算機センターと同様に、キューイングシステムにより 計算ジョブをフロントエンドプロセッサーからバックエンドプロセッサーに 投入する方法で計算を行う。 実行形式の生成(コンパイル)については、フロントエンドプロセッサーまたは、 バックエンドプロセッサーの両方で実行可能であるが、コンパイルコマンドの 名前が異なっている。

(c)
また、作業領域上にソースコードを置き、コンパイルして、 そこで実行をすると、正常に計算が行われない。 これまで、ホームディレクトリーの下にソースコードを置き、コンパイルして、 そこで実行をすると正常に計算が行われる。 また、コンパイルは、Makefile中のsection2の部分で、Makein.sr8 が起動するようにしておく。

(d)
キューイングシステムを使う上で必要なファイルqrun.shを用意する。 cpvo.sh中では、drvname=sr8, frt=ftとする。 icho上で
%> qsub -q q08s -N 8 -lE 36000 qrun.sh
などとするとジョブを投入することができる。


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Copyright (C), Tatsuki Oda (oda@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp, Kanazawa University)