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3.8.4 IROTSYS
セルに沿った直交座標系に配置したクラスターを座標軸に回転操作を
施すことにより、クラスターを傾いた配置で計算するときに使用する。
クラスターなどをセルの[111]方向などに合わせて配置するときに
便利である。IROTSYS=1のとき、原子配置座標をinit1.f
で読み込んだ後、
ファイル(29)よりオイラー角(
,
,
)を読み込んで、次に示す
回転操作で座標変換を行う。
回転後の座標は、
下記のオイラー角は、z軸を[111]軸に向ける場合とy軸を[111]軸に向ける場合の
ための入力である。
cat > ${tmpdir}/eangle.dat << end
-54.73561 -45.0 0.0 THETA, PHI, PSI (z-axis --> [111]axis)
35.26439 -45.0 0.0 THETA, PHI, PSI (y-axis --> [111]axis)
end
初期座標をxyz形式の原子座標をファイル(16)に出力しているので、そのファイルで
初期座標を確認することができる。
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Copyright (C), Tatsuki Oda (oda@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp, Kanazawa University)