NUP=12
)を表し、下向きスピンの軌道占有数を指定する。
入力データは、N個分必要で、有効な占有数を全て加えるとXNEL
に
ならなければならない。
非磁性計算(NSPIN=1
),ノンコリニアー磁性計算(NSPIN=4
)のときは、
スピン状態による入力の制限はない。非磁性計算(NSPIN=1
)には、
占有されている軌道占有数として2.0などを指定する。
フェルミ準位で軌道縮退が生じる場合などは、非整数を指定することも
可能である。
TMETALが指定される場合は、この値が無効になり
占有数は波動関数ファイル(90)から読み込んだ擬固有値行列より計算
した値が計算に用いられる。入力ファイル(05)でJORTHO=1
が
指定された場合(非占有軌道を計算に取り入れない場合)は、
軌道占有数としてゼロは指定できない。