ekdisp
. By using it for
the input data, the dispersion relationship is calculated as the data of GNUPLOT. You must assign how to
draw the dispersion relationship to the proper file which is assigned as ekdisp0
in cpvo.sh
.
The format is explained in Chapter 1.4.5.
電子系の収束後に、分散関係を計算する。まず収束した波動関数から電子密度を
つくる。それを入力として、分散関係を描く線に沿って作成したk点に対して
波動関数を収束させる。収束させたk点の固有値を
ファイルekdisp
に書き込み、それを入力データとして、
分散関係を、GNUPLOTのデータとして計算する。
どのような線上に沿って、分散関係を描くかは、cpvo.sh
内で
ekdisp0
に指定したファイルに書いておく。書式は、項目1.4.5で
説明されている。
nekmesh0
nekmesh0
20
results too large.
分散関係を計算するk点の刻数を指定する。波数空間のの長さを
ここで指定する個数分に分割することを指定する。必要がなければデフォルト
の設定でよい。格子定数に偏りがあるような場合(カーボンナノチューブなど)
で、分散関係を計算するようなときは、注意が必要である。
カーボンナノチューブの軸を軸方向にとり、周期境界条件で計算する場合、
B.Z.境界までの軸方向の刻数は、
と
なり、 nekmesh0
の既定値20では、大きすぎる結果になる。
einit0
, efin0
分散関係を出力する場合のエネルギーの下限と上限をeV単位で指定する。 目的の系に対して余裕をもった値にしておけばよい。
tsurf
, zsf1
, zsf2
tsurf=.true.
At this time, you must assign the area of the vacuum layer
on the surface by the coordinates of -axis direction. zsf1
is the lower limit and zsf2
is the upper limit. They are assigned by the unit of a.u. You should assign the area
from above the atom to the middle of the vaccum layer.
表面の計算(このコードでは表面は、ab平面に垂直)をするときに、
表面状態の軌道を計算するとともにそれを
分散関係の上に図示したいときに、tsurf=.true.
を指定する。
このとき、表面の真空層の領域をz軸方向の座標で指定する。zsf1
が
下限で、zsf2
が上限であり、a.u.単位で指定する。
表面原子より上から真空層の真中までを指定すればよい。
shaei
nekmesh
is also valid. At this time, even if the odd number is assigned,
the even number rounded up is used.
表面ブリルーアン域に射影域を描くデータを計算する場合に1を指定する。
それ以外は0を指定するこのオプションが有効なときに、
nekmesh
も同様に有効である。このとき奇数が指定されても切り
上げられた偶数が使われる。
shadow
fcc110
,fcc110
and fcc111
of the fcc lattice. Character strings fcc110
, fcc110
and fcc111
are
specified respectively. When this is used, it is necessary to assign the special data to
ekdisp-line
which assigns the line of the dispersion relationship.
(Refer to utility/shaei
)
現在は、fcc格子の(001)面、(110)面、(111)面についてのみ適用する
ことが可能であり、
それぞれ、文字列fcc110
, fcc110
,fcc111
を指定する。
これを用いるときは、分散関係の線を指定するekdisp-line
に
それ専用のデータを指定する必要がある。(utility/shaei
を参照)
ekplotonly, efermi
ekdisp
and eksurfchg
already exist. You must assign ekplotonly=1
if you want to generate the data to draw the dispersion relationship. When this is assigned,
you must assign the Fermi energy prospectively obtained to efermi
.
すでにekdisp, eksurfchg
がすでに存在しており、分散関係を
描画するための
データを作成するときにekplotonly=1
を指定する。
これを指定したときは、あらかじめ分かっているフェルミエネルギーを
efermi
に指定する。