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2.5.2 ゴムロープからの弾性復元力の導入

バンジージャンプした粒子には、重力とゴムロープからの弾性復元力 が働いているはずであるが、弾性復元力はプログラミングされていない。 この復元力をばねの運動で近似して、計算実験を実行しよう。ただし、 ばねが自然長から伸びるときのみ力が働くとしよう。 このようにすると、粒子の高さ位置により復元力が働くときとそうでないときが あることが分かる。そのことを考慮して、プログラムを変更しよう。 条件により、力の掛かり方を変えるので、if文を用いた条件分岐が必要となろう。

ばね定数akを用いて形式的に常に復元力が働くようにしておき、 位置座標zの値により、akがゼロにする場合とak=ak0に する場合場合を作ればよいであろう。配布した元のプログラムでは、 do文内のf(i)の辺りを変更することになる。

プログラムfcode-bungy.fを変更して、コンパイル、実行、 結果の確認を行う。


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Copyright (C), Tatsuki Oda (oda@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp, Kanazawa University)