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2.4.1 gnuplotを用いた描画

gnuplotの環境に入る

%> gnuplot
環境に入ったら
gnuplot> set style data line
gnuplot> plot 'bungy.xy' using 2:3
とすれば横軸時間(sec)、縦軸座標(m)のダイビングした人の高さの時間変化が が曲線でグラフ化されているはずである。2つのグラフを同じグラフの中に描画 するときは次ぎのようにする。
gnuplot> plot 'bungy.xy' using 2:3,'bungy.xy' using 2:4
縦軸の物理量が、位置と速度で異なっているので値を比較することは 意味がないが、数値を見やすく何倍かしてやることが可能で、 例えば、速度の数値を3倍して描画するために
gnuplot> plot 'bungy.xy' using 2:3,'bungy.xy' using 2:(($4)*3.0)
などとすると横軸時間に対して、縦軸に位置と速度が同時に描画できるので 運動の様子を解析しやすくなるであろう。その他、
gnuplot> set grid              (<---グリッド線を入れる)
gnuplot> set xrange [0:10]     (<---横軸の範囲を変更する)
gnuplot> set yrange [-30:150]  (<---縦軸の範囲を変更する)
gnuplot> help                  (<---ヘルプコマンドをみる環境へ入る)
などいろいろできるが、ここではこれ以上解説しない。興味ある人は ヘルプコマンド
gnuplot> help                  (<---ヘルプコマンドをみる環境へ入る)
やWEB上の解説記事も参考にしてほしい。また、次ぎのsaveコマンドで 作成されるコマンドファイルを編集することで比較的容易に図の体裁を 整えること(横軸や縦軸にラベルを書いたり、必要な位置にラベルを入れたり、 グラフに題名を入れたりなど)が可能である。


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Copyright (C), Tatsuki Oda (oda@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp, Kanazawa University)