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2.4.4 レポート作成のためのTexファイルでの画像取り込み

レポート作成のためのlatex形式のファイルjj-report.texは、 おおよそ以下のような形式であろう。

%----------------------latex形式のファイル -----ここから---------
\documentclass{jarticle}
\usepackage{graphicx}
\begin{document}
\title{バンジージャンプ運動の解析}
\author{理工学域数物科学類計算科学コース計算実験プログラム\ \ \ 小田竜樹}
\date{2009年7月10日}
\maketitle

\section{目的}
この計算実験実習の目的を考えて書く。
\section{計算方法}
  \subsection{計算実験の設定}
   バンジージャンプの概要とその時の運動方程式を書く
  \subsection{計算条件}
   運動方程式に現れるパラメータをどのように採ったかを書く
  \subsection{アルゴリズム}
   運動方程式の解き方を書く
\section{結果}
  \subsection{位置、速度、力の時間変化}
    モニターリングから得たデータの時間変化を図にして掲載し、その図の
    説明を書く
    \begin{figure}[tb]
       \begin{center}
          \rotatebox{00}{\resizebox{120mm}{!}
             {\includegraphics{fig-bungy.eps}}}
       \end{center}
       \caption{バンジージャンプ運動における位置座標の時間変化}
    \end{figure}
  \subsection{エネルギーの保存則と計算精度}
    エネルギー保存の様子を図にして掲載し、その平均値や分散などのデータ
    を書く。アルゴリズムの違いと計算精度の違いについて言及してもよい。
  \subsection{アルゴリズム、と計算時間について}
     アルゴリズムの違いによる計算時間の違いなどを書く
\section{考察}
     各自、この計算実験の結果に基づいて考えたことを書く。計算精度を
上げて実行したことについて書く。アルゴリズムを変えて実験したことについて書く。
1回のバンジージャンプにかかる時間を考え、多くの人が楽しむにはどうするれば
よいか。そのときに何が問題となるか、といったような問題など各自で重要と
考えることを、実験結果に基づいて書くようにする。
\section{結論}
     この計算実験について、得られたことを書く
\end{document}
%----------------------latex形式のファイル -----ここまで---------

各section各subsectionにレポート内容を記述して保存し、texファイルを保存する。 texファイルのコンパイル

%> platex jj-report.tex
コンパイルができたらjj-report.dviができているはずである。
%> xdvi jj-report.dvi &
とするとレポートの文面が画面上に現れる。文面に不備があればtexファイルの 修正とコンパイルを繰り返す。レポートが完成したら、レポートを提出するために dviファイルをpdfファイルに変換する。変換は、
%> dvipdfmx jj-report.dvi 
である。lsコマンドでpdfファイルの存在を確認し、さらに
%> open jj-report.pdf 
として、画面に現れる文書内容を確認する。


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Copyright (C), Tatsuki Oda (oda@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp, Kanazawa University)